ALTEC(アルテック)ウーファー416-8Aのこと

416-8Aを手に入れました。現在416-8Aの前の前のユニット、803Bを使っていて、どこといって特に不満はないのですが、大変状態のいい416-8Aを見つけてしまったので、つい購入してしまいました。416-8Aは1970年に開発されましたので、すでに40年以上たっています。今でもウーファーの最高峰は416系といわれていますが、それはホーレー社製の優れたコーン紙(薄く、軽量、強靭)によるもので、音質は透明感がある深みのある響きに優れた音場感、時にはのけぞるようなパワー感も持ち合わせているところが、最高峰といわれるゆえんだと思います。
大変人気のあるウーファーですが、ビンテージものということで、程度のいい物を手に入れるのはかなり難しくなっています。マグネットはアルニコV、インピーダンス8Ω、感度99dB(W/4')、周波数特性20~1600Hz、許容入力30Wとなっています。同じ416-8Aでも1973年に一時販売された416-8Aの方は若干仕様が違っていて、416-8Bのフレームに416-8Aのマグネットカバーを付けた格好をしており、感度が96dB(W/4')になっています。
416系ユニットの変遷は803→803A→803B→416A→416-8A→416-8B→416-8Cとなっていて、416-8A以前のユニットはインピーダンスが16Ωになっています。また416-8B以降、コーン紙がホーレー製からクルトミュラー製に変更されたとのことで、感度が96~97dB(W/4')へと下がってしまいました。

【416-8A】

416-8A-1

前の416Aは16Ω、416-8Aから8Ωになりトランジスターアンプに適応するようになりました。

416-8A-2

416-8Aの上の機種に515Bがありますが、これは完全なプロフェッショナル用で家庭用としては使いこなしが難しいと思います。私も以前515Bを使っていましたが、家庭用の音量ぐらいでは豊かな低音は出てくれませんでした。

416-8A-3

その点416-8Aは音楽を楽しませてくれます。重い低音ではないのですが、ふくよかなリズム感のある低音で音楽の土台を構築してくれます。